こんにちは。
児童発達支援・放課後等デイサービスCamino(カミノ)の管理者 清信大樹です。
ここでは、少し踏み込んだ事業所の想いをそのまま綴っています。
感情が前面に出すぎてしまうかもしれませんが、ご容赦ください。
預かり型放デイの意義―その役割は確かにあります
まず最初に、これだけは伝えたい。
預かり型の放課後等デイサービスにも、確かな社会的意義があります。
共働き家庭が増え、親御さんが仕事と子育てを両立させるには、「安全に預かってくれる場所」が必要不可欠です。
子どもが安心して過ごせる居場所
学校が終わった後も、大人が見守ってくれる環境
これがどれほど救いになっているか、私は痛いほどわかっています。
この支えがあって、家庭も仕事も回っているご家庭はたくさんあります。
だから、私は預かり型の事業所を否定するつもりは一切ありません。
むしろ、そうした場所があるからこそ、地域全体の子育てが成り立っていると思っています。
でも、それだけでは足りない子どもたちもいる
ただ、その一方で「それだけでは足りない子どもたち」も確実にいます。
集団の中でうまく過ごせない
学校生活でつまずきが多い
発達にグレーゾーンがあり、どう関わったらいいかわからない
そうした子どもたちにとって、「ただ預かってくれる」こと以上に、「どんな時間を過ごすか」が大切になるのです。
Caminoが担うべき役割
世の中には、預かり型の放デイがすでにたくさんあります。
だからこそ、Caminoは“違う役割”を担うべきだと考えています。
私たちは、
個別支援
グレーゾーン支援
自立を見据えたスキルアップ
この3本柱を中心に、子どもたち一人ひとりの未来にしっかりと向き合っています。
+αの支援―ITスキルを武器に
Caminoでは、ITスキルを+αとして取り入れています。
これが私たちの特徴です。
具体的には―
・プログラミング(Scratchでゲームやプログラムを制作)
・ITリテラシー(ネットの使い方、SNSの危険性を学ぶ)
・パワーポイントでの資料作成
・プレゼンテーション(自分の作品を人前で発表)
・ゲーム制作(作る楽しさと挑戦心を育てる)
・画像作成(Canvaなどを使い、作品や発表資料を彩る)
これらはすべて、学校ではなかなか教えてくれない内容です。
特に発達グレーゾーンのお子さんにとって、こうした「自分の強み」を見つけられる場は限られています。
自分の武器を持つ―それが未来への自信になる
学力だけで自信を持てない子どもたちがいます。
学校の集団生活の中で、うまく振る舞えずに悩む子どもたちがいます。
そんなとき―
「これならできる!」
「ここなら認めてもらえる!」
そんな小さな成功体験が、
自信につながり、やがては自立への大きな力になります。
Caminoは、そんな未来につながる力を育てる場所でありたいと思っています。
地域の役割分担―だからこそCaminoが必要
預かり型の放デイは、確かに必要です。
地域の中で、その役割をしっかり担ってくれている事業所がたくさんあります。
でも、それだけでは足りない子どもたちもいる。
だからこそ、Caminoは「未来を見据えた支援」をする。
それが、地域全体の支援バランスを整えることにつながると信じています。