個別療育をオーダーメイドでご提供

Caminoでは、決まった形の療育プログラムは用意していません。
それぞれのお子さまの発達段階や興味関心に合わせて、毎日の療育内容をオーダーメイドで組み立てています。

「何をやるか」が同じでも、「どのようにやるか」「どんな工夫を取り入れるか」は一人ひとり違います。
たとえば、集中が続きにくいお子さまには短時間で達成感を味わえる課題を、じっくり取り組めるお子さまには挑戦の幅が広がる課題を…と、その日の様子や成長に合わせて柔軟に対応しています。

1回の療育時間(1時間)の中では、無理なく、でもしっかり達成感が得られるように、6つほどの課題に取り組んでもらいます。
課題の内容は、以下の方法を組み合わせながら、お子さまの「できた!」を引き出す工夫がいっぱいあります。

認知言語促進プログラム(NCプログラム)
のぞみ発達クリニックで開発された指導プログラムです。
マンツーマンの個別指導を前提としており、視覚操作、言語、記銘、文字、数、運動の6つの領域に分けて発達状況を見定めることが可能なプログラムです。

応用行動分析学(ABA)
人間の行動の基本原理にもとづき、うまくいく行動を増やすことで、相対的に困っている行動を減らすための働きかけするプログラムです。

ライフスキルトレーニング(LST)
人間として生きていくために必要な力や日常生活で生じる様々な問題・要求に対処するスキルの獲得を目指した支援です。

日々の療育の見える化

Caminoでは、療育の場を単なる「お預かりの場」としてではなく、お子さまが成長し、その成長をご家族と一緒に実感していただける場にしたいと考えています。

そのために、お子さまが日々どんなことに取り組み、どんなふうにできることが増えているのかを、しっかりと「見える形」でお伝えすることに力を入れています。

ただ支援を行うだけでなく、一人ひとりの取り組みの様子や小さな変化、頑張ったことを丁寧に記録し、定期的にご報告することで、ご家族の皆さまと一緒にお子さまの成長を喜び合える仕組みを大切にしています。

「今日はこんなことができた!」「ここが少しステップアップした!」
そんな目に見える成長の積み重ねが、ご本人の自信や意欲につながり、ご家族の安心や期待にもつながっていきます。